ようやくクリスマス時期の作業が一段落しました。やはりおもちゃ屋にとっては、クリスマスは格別の忙しさがあります。今年のクリスマス商戦は、世相を反映したいくつかの点に気がつきました。
まずは、世界的な不況ですが今年のクリスマスは売上個数は御陰様で増えましたが個数当たりの売上単価はかなり下がりました。例年であればクリスマスということもあり2万円近くする
きかんしゃトーマスのセットや
ドールハウスのセットが売れるのですが今年はさっぱりでした。5,000円から7,000円当たりのおもちゃが多かったように感じます。
大手金融会社であるリーマンブラザーズの破綻から経済的暗いニュースばかりでしたのでクリスマスといえどもお財布の紐がきつくなったのではないでしょうか。
もう一点は、木製玩具の原産地を聞く人が増えました。スマイリートイは、開店時より木のおもちゃと英語の絵本に特化してきましたが近年まで年に1、2回木製玩具の原産地を聞かれることがありましたが今年は結構頻繁に聞かれます。
海外製品の異物混入や国内国外問わずに発生した産地偽装などでかなり疑心暗鬼になっているのではないかと思います。
その他にも原油高による輸入品の値上げなどおもちゃ屋を通して世相を感じることが多かった一年でした。来年は、よいことで世相を感じたいものです。
木のおもちゃと英語の絵本