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家族持ちの就職活動(吉岡パパの子育てエッセイ VOL.7)

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    世の中、理不尽なことが多いものである。学生結婚で起こりうる障害(?)に貧乏のほかに就職活動まで入るとは思わなかった。

    春が過ぎ、だんだん暑くなってくる季節に大学生は一斉に就職活動をはじめる。スーツ姿もさっそうと、希望と夢と義務感にかられながら、社会に飛び出して行くための活動をはじめる。はじめての社会との接点(アルバイトを除く)である。

    平成5年は、バブルがはじけて、不況の真っ只中。はじめて社会の厳しさに触れて、落ち込む学生が多かった。僕は特にひどかった。何がひどかったかというと、「家族持ちだから」という理由で、セミナーにさえ出ることのできない会社が多発したのである。おそらく、「家族手当を出さなくてはいけない」「転勤に出しづらい」「変ったやつ?」という理由だと思う。無事、セミナーを終え、面接になったとしても、必ず「家族持ち」ということがテーマで、僕自身のことを聞いてくれる会社はなかった。

    大体、多くの会社セミナーは東京で開かれる。僕は群馬県高崎市に住んでいたので、セミナーに出るということは、1日つぶれることを意味する。家で奥さんとこどもが口をあけて待っている。働かなければ!!!(食うべからず)。・・・が、セミナー、面接に行かなければ、就職できない!!!!(路頭に迷う)。1日大体1万5千円くらいアルバイトで稼いで何とか、学生と生活を両立していた。ところが、高崎から東京まで行って帰ってくるだけで、普通電車(鈍行)に乗って片道2時間半、往復5時間、電車賃5千円という状態であった。普段働いていれば、プラス1万5千円。就職活動をするとマイナス5千円。差し引き、我が家には2万円の打撃を受けるわけである・・・。

    そして、運良くセミナー、面接に行っても話題は「家族のこと」。よっぽど、「就職活動期間だけ、籍を抜いて独身になって、内定もらってからまた籍を入れようか!」と思ったくらいである。学生結婚しただけで・・・。家族を持っているというだけで・・・。とつぶやいていた。

    運良く、ほぼ公務員的なNHKと、ベンチャー企業発展ど真ん中のNOVAだけに受かることができた。・・・さすがのNOVAも家族持ち、薄給(多忙)ということもあって、最後は異例の社長面接だった。でも、僕をしっかり見てくれたということに感謝します。うれしかったなぁ。家族がいるから、NHKのような年功序列的な給与の上がり方では対応できないし、元々独立願望が強かった僕は迷わずNOVAへ就職。

    しかし、NOVAに受かるために、6回も東京に行った。その他にもたくさん行ったので、我が家の貧窮問答歌は歌われつづけることになった。しかし、今思えば、「学生結婚で家族がいるから」という理由で、セミナーにさえ出ることを拒否された会社に就職しなくて良かった。(しかし、当時は精神的に大きなダメージと語り尽くせぬ不安にさいなまれたものである。)

    NOVAに本当に感謝する。しかし、この頃はNOVAがどれだけ薄給で多忙か、ということは想像だにしていなかった。(誤解のないように、NOVAは実力主義で頑張ればお給料もポジションも上がる会社です。今の僕があるのも、NOVAがあったからといっても過言ではありません。)・・・しかし、入社当時は薄給だったなぁ・・・。

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